今月は倉敷と浜松に伺いお稽古させていただきました。
今日は倉敷の様子をご紹介させてくださいね。
2度目の開催となった倉敷。
笑っちゃうような広さ、60畳の和室でのお稽古は狭くて密になったらどうしよう。
というお越しのみなさまの不安を一瞬で消し去ったようです。
障子を開けると美しい中庭。
さすが、大原美術館の敷地内。という感じでしょうか。
換気にも気を付けながら。っというのを各地で心掛けていますが、倉敷は古い建物です、隙間風ビュービュー。密閉なんてできやしない建物でのレッスン。
初級コース
8名のお申込みが半数まで減りましてね。
少数でほっこりゆったりとしたお稽古になりました。
初級コースは前半後半合計6時間のお稽古で、からだの状態を整え寸胴を作り上げながら着物を着ていきます。
着物は窮屈さやストレスを感じる服ではないので、それを伝えたい。
からだが歪んで痛いところがある方も、しっかり修正をかけ着物を着ることで痛みを緩和することもできる。
そんなことを体感いただけていたら嬉しいな。
胸紐の締め方特訓
シロップの胸紐の締め方はとっても独特。
じぶんの手や腕で締めて窮屈になるなら手や腕を使わなければいいじゃん♪という常識外れ?な王道から随分と外れた胸紐の締め方ですが、
体感いただくと、もう普通の締め方には戻れない。
窮屈さ?ないですよ???
少数でしたので、みなさんお互いの締め具合を触らなくても目で見て分かるところまで成長されましてね、(凄すぎる!)
「異常なし!」
なんて言って笑いあうような本当に穏やかで和やかなレッスンとなりました。
どんな締め方をしているかはご受講くださっている方だけの特権ですのでこちらには書きませんが、
ぜったいに損はさせない自信をもっておすすめする人気メニューなんですよ。
パタカラライブ
各地でのレッスンはNPO法人パタカラリハビリエンタテイメントクラブPRECさま主催で運営しています。
主宰の種浦さんは歌手活動の傍ら、喉を楽しく歌うことで嚥下障害を防ぎましょう。という活動を介護施設や病院などを巡りしておられます。
ひょんなご縁から、各地のレッスンの合間に歌っていただき活動をご紹介いただいています。
今回はね、
「楽しい歌から始めようかな」
と[花火]という曲ののイントロを弾き始められ、
わたし、オォォォ?!この時期に?なんで?っと盛り上がりましたが、
やっぱり、やめとこ。
っとがらり方向転換され
[あんな、]を歌ってくださいました。いつ聞いてもええ声でうっとり。[あんな、]のカップリング曲の[シングルズ]も続いて歌ってくださり、得した気分になったのは、わたしだけかしら?
そこから、食事をするときの喉の動きを全てあらわしている「ぱ・た・か・ら」という言葉を楽しく歌って喉を強化できる
[パタカラONDO]をみなさん楽しく手拍子しながら聞いていただきました。
こんな時期に、歌うなんて。
と言う方もいらっしゃるかもしれません。
健康寿命を延ばすためには喉の健康はとても重要です。
最後の日までご飯を自分の口から食べて、もぐもぐゴックンしたいから。わたしは歌います。
もちろん、距離はたっぷり保ちつつね。
翌日は帰りの新幹線までの時間に少しだけ倉敷を楽しみました。
宿泊先のホテルは倉敷美観地区内にあって、
大きな棟方志功の版画が飾られていました。
美観地区、なまこ壁の建物がつづきます。
早朝でしたので人もまばら。
大原美術館にぜひ行きたい。今回はリクエストを叶えてもらえました。わーい。
わたしは初めてでしたが、もう何度も行っている主催者さんに見どころ案内してもらいながら楽しみましたのでとってもお得。
岡山駅で魅力的過ぎてついつい買ってしまったイチゴのゼリー。
イチゴの品種が色々あったので、
大きな1粒横取りし、両方食べられご機嫌に新幹線で帰宅しました。
「次に倉敷に行った時にはさぁ、」
そんな会話ももう既に出ています。また次の機会の倉敷も充実した時間になりますように。