毎年ですが着せつけコースの4月のレッスンは「大リセット大会」と銘打ち、
基礎練習をベテランさんもビギナーさんも同じように粛々としていただいています。
帯なんて巻けなくてもいいの、もっと肌着をちゃんと付けようよ。襦袢の着せかた、自己流になって崩してない?
細かく丁寧に何度も同じことを繰り返し練習してもらっています。
4月からのビギナーさんも多く、準備の方法も一緒にしたり、教えあいっこしたり。
ほのぼのしてます。
上の写真、本当はひきの全景を見せたいのですが、教えあいっこのお相手さんが肌着姿だったので泣く泣くカット。
みなさんドキドキしつつですが、本当に上手!
襦袢を着せて、着物の裾あわせ。ちゃーんと出来てますよね!!
各手順の力加減も重要です、丁寧に教えられればなー。と思っています。
慣れた方も「緊張する~」っと、基礎を細かく見る私の視線にびくびくしながら(笑)すすまれますよ。
グループレッスンもね、死角は残念ながらないんですよねぇ。
今の私は7人までの動きは見落とすことなく全部見られますので、ぜんぶ分かってまっせ。誤魔化してるのもね。
プロ着付師コース修了の方がお見えのレッスンでは、ビギナーさんが上手くいかない箇所を敢えてその方に見てもらってアドバイスをお願いしたり。
上手くいっていないところには必ず原因があります。
それを見極める力もプロ着付師コース修了者はもっているはず!
こちらの方も、うんうん。
ええやないの。
背縫いがどうしてもズレちゃう原因となる手つきを見極めて分かりやすく伝えてくださいました。
いいねいいね。
上級コース修了の方にはね、もっと上手くなるために急な無茶ぶりをすることもあります。さらにそこからフィードバックをして、その方の更なるレベルアップのお手伝いをさせてもらっています。
ま、こんな感じで書くと真面目に真面目にやっているように思われちゃうかもしれませんが。
手はちゃんと動かしながらも、お喋りしている内容は本当にひどいですよ(笑)着物に関する話以外の時はたぶん、だれも私をセンセイだと思ってないですよ。ガハガハ笑いながら。
手だけは真剣勝負。
これがシロップっぽさだと思い面白く嬉しく感じています。