【レッスンレポート】浜松レッスン、終了しました。

日に日に状況があやしくなっている今ですが、

先週末に浜松に伺いましてレッスンさせていただきました。

 

 

こんな状況です。泣く泣くキャンセルされた方やみなさまのご家族の体調不良などもあり、少人数でゆったりのんびりと過ごしました。

 

モシャモシャおはしょり解消法

おはしょりが整わないのには必ず理由があります。

シロップでは基本的にはおはしょりの整え方をお教えしていないんですよね。

なぜ??

きっちり着付けたら全自動で整うはずだからです。

 

それぞれの理由をしっかりとお伝えして根治を目指していただきましたよ。

 

簡単すぎる袋帯の二重太鼓

難易度高く避けられがちな二重太鼓ですが、

じつは超かんたん。

 

うちの方法を知っていただければ、名古屋帯より楽ちん!ってなるんですよね。

 

まずは皆さんに二重太鼓の作り方を見本としてお見せしたら・・・・

 

 

[きょとん]

 

ですよ。

きょとん。

 

簡単すぎるし、勝手にきれいになっちゃう帯結びに驚かれていました。そりゃそうだね。

 

みなさんすぐにマスターされ余裕で二重太鼓完成でした!

 

胸紐の締め方特訓

紐特訓メニューは敢えて洋服でみなさんにチャレンジしていただいています。

 

着物だと、これくらいの窮屈さは仕方ないよね。とか、着崩さないようにー!と必死になってしまい紐と向かい合えなくなっちゃうので、しっかりと紐の締め具合だけと向き合ってもらいます。

 

 

胸紐は先日の倉敷レッスンでも書きましたが、身体意識で締めるんです。

手や腕を使ってギチギチ締めると痛くなっちゃいますので、からだを研ぎ澄まして繊細に繊細に作り上げていただきましたよ。

 

かなり難しいのですが、マスターしていただくと他の締め方にはもどれなくなっちゃうシロップを代表するメニューですね!

 

腰紐の締め方特訓

実は胸紐と腰紐ではレッスンの構成が随分とちがいます。

胸紐は窮屈になる方法を知りどんどんストレスフリーを目指しますが、腰紐は誤った方法だとからだがグチャグチャに崩れていくのを身をもって体験してもらいます。

着物の裾をとめるだけの紐ですが、雑にしてしまうとからだが崩れます。正しく締めるとどんどん良くなるんです。

姿勢も下腹のポッチャリも、歩き方も。激変しちゃうんですよね。

 

下腹、出てない方がきれいでしょ。

膝下だけでガチャガチャ歩かず颯爽と歩けると素敵でしょ。

 

腰紐1本で作り上げるんです。超マニアックですが受講必須メニューだと思います。

 

パタカラライブ

各地でのレッスンはNPO法人パタカラリハビリエンタテイメントクラブPRECさま主催で運営しています。

主宰の種浦さんは歌手活動の傍ら、喉を楽しく歌うことで嚥下障害を防ぎましょう。という活動を介護施設や病院などを巡りしておられます。

 

ひょんなご縁から、各地のレッスンの合間に歌っていただき活動をご紹介いただいています。

 

寒い日だったからでしょうか。まずは[初雪]というオリジナル曲からはじまりました。雪が降ると思い出す曲です。

数年前に仙台でレッスンした際、先に帰る種浦さんを駅で見送り外に出たらその年初めての雪がチラチラ舞い始めて、もうちょっとだけ早く降り出したら一緒に見られたのに。って少しがっかりしましたっけ。

 

そこから、食事をするときの喉の動きを全てあらわしている「ぱ・た・か・ら」という言葉を楽しく歌って喉を強化できる

[パタカラONDO]をみなさん楽しく手拍子しながら聞いていただきました。

 

 

こんな時期ですが。

少しでも生活が華やかになったり。充実したりする時間を提供できればと、細心の注意を払いながら開催をしております。

せっかくの浜松ですが今回も美味しいものは、おあずけ。レッスン終了後はそのまま新幹線直行。

 

ゆっくり各地を楽しめる日が早く戻って欲しいと強く思いながら。毎度おなじみ。直行直帰レッスンが続きます。